スランプ

「イラストを描くのが楽しくない・しんどい」を解決する3つのポイント

お絵描きが楽しくない
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ミサキ
ミサキ
最近、イラストを描くのが楽しくないなあ・・・
前まではもっと楽しく描けていたのにしんどいなあ・・・

イラストを描き続けていると、楽しく描けなくなる時期ってありますよね。

自分も長年絵が楽しく描けないことに悩んできましたが、何とか工夫しながら15年以上創作活動を続けてきました。

この記事を読めば、以下のことが分かります。

  • イラストを描くのが楽しくないという気持ちとの向き合い方
  • 楽しくイラストを描くためのコツ

イラストを描くのが楽しくない・しんどい、という方の役に立ちますので参考にしてくださいね。

イラスト完成までの全ての工程で楽しもうとしなくていい

イラストが完成するまでには、ラフ~仕上げまで様々な工程があります。

全ての工程で楽しむことが出来るのが理想ですが、大半の人には苦手で楽しめない工程があるはず。

ミサキ
ミサキ
「全ての工程で楽しまなくていい」と考えると気持ちが楽になるよ
サトル
サトル
まずはイラストを描く中で、プラス感情を感じる部分をピックアップしてみよう

自分の場合、以下の場面では楽しいと感じます。

  • 下絵が描き終わるとほっとする
  • 目の塗り方を考えるのは楽しい
  • 完成に近づき、仕上げをするとワクワクする
  • イラストをアップしたら達成感を感じる

イラストを描く工程の大半は辛いものですが、

「とりあえず楽しめるところまで進めよう」

と考えるようにしたら、完成までの道のりも少しだけ辛さが和らぎました。

まずは描いていて、プラスの感情を持てる部分はないか探してみてくださいね。

「上達できなくて楽しくない」のは当たり前

今回の記事を書くにあたって「イラストを描くのが楽しくない」ことについてリサーチをしました。

大半の人が悩んでいるのが

「上達が感じられなくて楽しくない」

ことではないかと感じました。

自分も、イラストを描き始めた中学生の頃は楽しく描けていましたが、次第に上達が感じられず辛くなっていきました。

でも「上達が感じられなくて楽しくない」のは当たり前のことです。

楽しくないのはスキルを身に付ける際の「プラトー効果」によるもの。

プラトー効果とは・・・
スキルを身に付ける際、成長が停滞する時期が現れること。

▼練習量と上達の関係

プラトー効果のグラフ

参考:ウィキペディア「プラトー効果」

絵を描き始めた最初の頃は、努力に比例してスキルが上がりやすいのでモチベーションを高く保てます。

しかし、やがて停滞期に入り、理想の成長とのギャップに苦しみます。

個人的には、イラストを練習している9割の期間が停滞期でないかと思います。

停滞期があることを頭に入れておくと「上達できなくて楽しくない」と悩むことは減るのではないでしょうか。

ミサキ
ミサキ
辛いときの為に「プラトー効果」を頭の片隅に置いておこう

また、近年はネット上で手軽に上手なイラストを見ることが出来るようになりました。

便利な反面、他人の成長と比較して辛さを感じやすい原因となっています。

もし、イラストとネット・SNSとの関係に悩んでいる方は

【お絵描きとSNSの悩み】ピクシブやツイッターに疲れたときの対処法

の記事も読んで参考にしてくださいね。

中級者の自分がイラストを楽しく描くためにやっていること

イラスト上達以外の目的を作る

「上手く描くこと」以外にイラストを描く目的を作ると、楽しめるようになります。

例えば、私はブログ用にイラストを描いています。

ブログ向けのイラストには、以下のような目的があります。

  • 伝えたいことをより分かりやすくする
  • イラストの技法を伝える
  • レビューするイラスト教本の良さ、使用例を伝える

これらの目的を果たせばいいので「上手く描く」必要は全くありません。

『ブログで紹介されている本を買いました』とありがたい声を頂くこともあります。

自分のイラストで「イラスト教本の良さを伝える」と言う目的を達成できており、楽しさを感じることが出来ました。

なので上手いイラストは目指さず、目的を満たすことのできるイラストを描いてみるのをおすすめします。

目的を満たすことのできる絵の例
  • 自分のSNSアイコン用にイラストを描く
  • 推しキャラの良さを伝えるためにイラストを描く
  • 自分用のグッズのためにイラストを描いてみる
  • イラストの描き方を共有してみる

上手い絵でなくても、目的を達成することができることを覚えておきましょう。

「楽」をすると楽しくなる

最近気付いたことは、イラストを描く時に「楽」をすると楽しくなることです。

例えば、トレスフリーのポーズ素材を使ってみたところ、苦手だった全身絵をいつもより簡単に楽しく描く事が出来ました。

楽をするというと

  • 時間をかけた方が良い絵だ
  • イラストを描くために楽なんてしたらだめだ

と感じる方もいるかもしれません。

でも、趣味であればイラストは楽しく続けることが大事です。

辛くてやめてしまうくらいなら、より楽で、楽しくなる方を選んでみましょう。

孔子の格言に

「知る人は好む人に勝てない。好む人は楽しむ人に勝てない」

という言葉があります。

まずは楽しむことが一番。

楽できるところは、どんどん楽をしていきましょう。

楽をするためにやっていること
  • 衣装が思いつかないなら参考本を買う
  • 配色が苦手なら配色パターンを真似する
  • 背景が苦手なら素材に頼る
  • 手が苦手なら、手を隠す構図にする
  • 全身が苦手ならバストアップを描く

苦手なことにチャレンジするのは、心と時間に余裕があるときだけにしています。

楽が出来るところを探して、どんどん取り入れていきましょう。

こちらの「時短イラスト」の本は時短目的で、楽になる描き方が学べるのでチェックしてみてくださいね。

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お絵描きが楽しくないときの考え方:まとめ

「イラストを描くのが楽しくない」という気持ちの向き合い方と、楽しく描くための工夫について紹介しました。

  • 自分が楽しいと思う工程を探してみる
  • 上達できなくて楽しくないのは、当たり前だと考える
  • 上達以外の目的を作り、楽する方法を探してみる

イラストを描いていると精神的な壁に何度もぶつかります。

さいとうなおき先生の「うまく描くの禁止」では、辛いときに助けになる考え方が学べます。

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