・絵を描く気が起きない
・描かなきゃいけないと思っても面倒
こんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
実際に私はこの「作業興奮」を味方につけて、雑記ブログを100記事以上更新してきました。
この記事を読めば、「やる気がないときに絵を描き始めるためのヒント」が得られますので、最後まで読んでいってくださいね。
モチベーションの仕組み:行動をするとやる気が出る
行動を始めると、少しずつやる気がわいてくることを「作業興奮」といいます。
やる気が出るから行動するのでなく、行動するからやる気が出るのです。
絵を描く気を起こすために「まず5分だけ描いてみる」ことをおすすめします。
例えば、面倒くさいと思っていた部屋の片づけを始めてみたら、いつの間にか熱中していたことはありませんか?
「やる気が出たら描こう」と考えていると、いつまでも描けない、なんてことに・・・
私はこの記事を書きはじめるために、書きたいことを小さめの紙にメモしました。
この自分しか読めないようななぐり書きメモでも、やる気を出すのには十分。
小さなメモで作業興奮を起こし、この記事を最後まで完成させました。
やる気をうまく出すには作業興奮をうまく利用すればいいのです。
まず5分やることのメリット
メンタリストDaiGoさんは「自分を操る超集中力」で集中力を保つための方法をこのように述べています。
大切なのは作業を始めた5分間で、ごく簡単なこと、深く考えずにできることに着手し、一定のリズムを作ることです。
(引用元:自分を操る超集中力/メンタリストDaiGo/ かんき出版)
勉強を始める最初の5分間に復習や単純な計算問題をやってリズムを作ります。
そうすると、自信と集中力が持続できます。
自分が苦手だと思っている作業ほどこの方法は有効です。
また、ソフトバンクグループの孫社長は「毎日5分だけを使って1日1つ発明を考える」習慣を持っていました。
毎日5分・毎日1つという制限には集中力を高める作用があったため、有用な発明を考えることができたのです。
(参考:1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック/許 成準 著/すばる舎)
とりあえず描いてみるのは何がいい?
はじめの5分間でやることは、できるだけ簡単で単純なことが向いています。
- ジェスチャードローイング(短時間のクロッキー)
- 技法書の模写(難しくないもの)
- 好きなキャラ、マイキャラを手癖で描く
実際に5分間測り「たてなか流クイックスケッチ」の模写をしてみました。(p116,117)
5分間でA4の紙の半分が埋まりました。
ゆるく真似て描いただけですが、次第に集中力が高まっていきました。
たてなか流クイックスケッチを選んだのは、自分が持っている本の中で一番描くハードルを下げてくれるからです。
▼ジェスチャードローイングの効果はこちら
ジェスチャードローイングパーティさんにも、クロッキーに利用できる写真が用意されてるのでおすすめです。
5分間すら面倒でできないというとき
そうは言っても5分すら描くことが難しい、面倒に感じてしまう・・・ということもあると思います。
そんなときは、絵を描くこと以外で絵に役立つことをやってみましょう。
▼以前こちらの記事で紹介しました。
- 動画・講座を見る
- 素材やフォントを探す
- データのバックアップや整理をする
今日は絵も描けず、だらだらすごしてしまった・・・
と自己嫌悪してしまうより
今日は、絵はかけなかったけれど○○はできた!
と振り返った方が、精神衛生上いいからです。
絵のやる気を出す方法まとめ
絵のやる気を出す方法はシンプル。
最初の5分に、簡単なことに取り組むだけです。
5分でも何か取り組むことが難しい時は、絵を描くこと以外で絵に役立つことをやりましょう。
もちろん、絵を描くこと以外にも「作業興奮」は応用可能です。