イラストを描いていると、つい周りからの評価を気にしてしまうことってありますよね。
私もかつて、周りからの評価に悩み、イラストを投稿できなくなった時期がありました。
しかし、対策をすることで、以前より評価を気にせずイラストを描けるようになりました。
この記事を読めば「評価依存症を解消するヒント」が得られますので最後までお付き合いください!
▼評価依存症を解消する3つのポイント
- 自分だけで達成できる目標を立てる
- 自分のイラストを振り返る
- ネット・SNSから距離を置く
評価依存症とは?ネガティブ絵描きの体験談
評価依存とは「他人からの評価」を気にしすぎること。
評価に振り回されるのはモチベーションの低下など悪影響があるので、何とかしたいと考えている人が多いようです。
私は、評価依存の傾向が高く以前までこのようなことを繰り返していました。
・ピクシブにイラスト投稿をしたら、数分毎にいいね・ブクマが付いていないか見に行く。
→増えていないので、落ち込む
・ツイッターで、他人のイラストのいいね数・RT数と自分の評価を比べてへこむ。
→自分の作品には価値がないと思い込む
ネットやSNSが普及する前は、周りとの比較で悩むことは今より少なかったです。
後述しますが、評価への依存にはネット・SNSの影響を大きく感じています。
評価依存症を解消するために他人ではなく「自分」を軸にする
評価依存症を解消するために大事なのは、他人ではなく「自分を軸にする」ことです。
自分を軸にするために取り組んでいることを紹介します。
自分だけで達成できる目標を立てる
イラスト上達のために、目標を立てる場合。
自分の努力だけで達成できる目標を立てるようにしましょう。
例えば、以下の2種類の目標があるとします。
- ツイッターで投稿したイラストに100いいねもらう
- ツイッターで週に1回イラストを完成させて投稿する
①の目標は「いいね」という他人が関係する目標なので自分の努力だけでは達成できません。
②の「週に1回イラストを完成させて投稿する」ことは自分の取り組み次第で達成可能です。
自分の力だけで達成できる目標を立てて、自分を軸にして考えるクセをつけましょう。
「いいね」数を目標にする場合は「自分の努力だけで達成できる目標」も同時に立ておくのがおすすめです。
自分のイラストを見直して振り返る
「自分のイラストを振り返る」ことも自分を軸にするために有効です。
他人の評価がどうかでなく、自分で自分のイラストを評価してみてください。
何をやったら分からない場合、絵が完成したら以下の点を振り返ってみましょう。
- よく描けた点
- 課題点
私は、iPadでGoodNotes5というアプリを活用し、イラストに描きこみをして振り返りをしています。
振り返ることで、達成できたことやこれから克服すべき課題が見つかります。
上達を目指すのポイントが見つかったら、講座を受講したり教本を参考に学んでみましょう。
私は髪の流れが上手く描けてないと思ったので「お絵かき講座パルミー」を受講して苦手克服に努めました。
▼パルミー髪の描き方講座受講レビュー
課題が分かったことで、自分に足りないものが学べて勉強になりました。
ネット・SNSとの距離や使い方を見直してみる
評価依存の原因はほぼネットにある
評価依存症の原因は、ネット依存と強く結びついているのではないかと思います。
私はネット・SNSが普及する前からイラストを描いてきています。
SNSの普及により、手軽に絵の交流が出来るようになった反面、いいねやブクマ数を他人と比較しがちになりました。
ネット依存に関する本を数冊読みましたが、依存性の強さを理解した上でSNSを使うべきだと感じています。
以下はベストセラーとなった本「スマホ脳」で述べられている依存に関する内容です。
・SNSがスマホを手に取らせ、「いいね」が付いていないか確かめたいという欲求を起こさせる。
・SNSの開発企業は脳科学の専門家を雇い、依存しやすいアプリの仕組みを作っている。
(参考:スマホ脳 第3章スマホは私達の最新ドラッグである/アンデシュ・ハンセン著/新潮社/p77,78)
▼他人との比較についても触れられています。
・SNSを通じて常に周りと比較することが、自信をなくさせているのではないか。
・見かけ上、自分より成功している人がいるという情報を常にさらされる。
(参考:スマホ脳 第6章SNS-現代最強のインフルエンサー/アンデシュ・ハンセン著/新潮社/p143,142)
SNSの仕組み上、他の人のイラストと比較したり、自信をなくしてしまうのは当たり前のことです。
SNSに触れる時間を減らすだけでも効果があるので、これを機会にデジタルデトックスを試してみてはいかがでしょうか。
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発信の場所と内容を変えてみる
ピクシブやツイッターで発信することが多いという方は、別の場所で発信することもおすすめです。
▼例えば「ポイピク」は他人の評価を消すことができる投稿場所です。
また「発信の内容」を変えてみるのも良い気分転換になります。
例えば、自分はピクシブにメイキングや素材を投稿したら、二次創作以上のいいねやブクマを付けてもらいました。
発信方法・内容を変えてみることでまた違ったものが得られるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
▼ブログでの発信もメリットが多くおすすめです。
評価依存症から脱するにはできることから取り組もう
イラストの評価依存症について、自分の体験を元に解決のヒントを紹介しました。
- 自分だけで達成できる目標を立てる
- 自分のイラストを振り返る
- ネット・SNSから距離を置く
一度に全てのことを取り組むのは難しいので、できることから取り組んでみましょう。
「評価依存症が原因で、スランプかも・・・」という時は、以下の記事で対処法も紹介しています。