- イラスト教本(技法書)を購入したけど上手く生かせていない気がする
- 効率的に教本から学ぶ方法を知りたい
こんなお悩みはありませんか?
そこで今回はイラスト教本を最大限に活かすためにやっている工夫を紹介します。
工夫するだけでイラスト教本から学べる効率がアップするので、是非最後までお付き合いください!
ふせんインデックスを貼る
「ふせんインデックス」を貼りましょう。
私は教本の中でこんなページにふせんインデックスを貼っています。
- よく参照するところ
- 苦手で何度も見返すところ
- 目次で目印にしたいページ
絵を描いているときにすぐに開いて参照できるのって意外に大事。
集中しているときに「あのページどこだっけ?」と本をパラパラしていたら集中力が途切れてしまうともったいないです。
私は100均のフィルムインデックスを活用しています。
左側はダイソー、右側はキャンドゥで購入したものです。
どんどん書き込もう
本を買った直後は「せっかく買った教本だし、キレイに使いたい」と感じるかもしれません。
自分も最初の頃はそうでした。
しかし、教本にどんどん書き込みをするようになってから理解が高まり、本をより活用できるようになりました!
私が教本に書き込んでいるのはこんなことです。
- チェックマーク:模写が終わったら、横にチェックマークを描く
- アタリ:人体にアタリを書き込んでみる
- 気付いたこと:教本を読んでいて気付いたことをメモする
これは気付いたことを描いている例です。
(引用元:ミシェル・ローリセラ 2018年
『モルフォ人体デッサンミニシリーズ 箱と円筒で描く』
株式会社グラフィック社 10ページ)
講座ノートを作ろう
「講座ノート」とはお絵かき教本やネット上で見た講座をまとめるノートです。
主に苦手な部分や、特に覚えておきたいことを見返すために描いています。
自分で手を動かして描くことで、頭に入りやすく記憶にも定着しやすくなりました。
「書く(描く)」ことはアウトプットに大切な行動で、アウトプットすることにより記憶に定着するのです。
▼講座をまとめるノートについてはこちらの記事で説明をしています。
教本用のブックスタンドを利用しよう
イラスト教本は分厚く、普通のブックスタンドでは開いたままにするのが難しいです。
なので厚い本用のブックスタンドを活用しましょう。
私が利用しているのは「actto BST-02 ブックスタンド」です。
本を入れた状態(200ページ程度の教本なら普通に入ります)
(引用元:若松 和紀 2010年
『360℃どんな角度でもカンペキマスター マンガキャラデッサン入門』
西東社 134、135ページ)
このブックスタンドのおかげで厚い本でも手軽に参考にすることが出来るようになりました!
注意点としてはサイズが大きく場所をとります(横幅約27cm)
サイズ感をチェックしてから利用してくださいね。
不定期でもいいので見直そう
本が増えてくると、どの本に何が描かれているか把握するのが難しくなってきます。
そこで、たまにでいいので見返しましょう。
・イラストを描いている休憩時間
・スランプに陥っているとき
こんな時にめくってみるだけで、「この本にこんなことが描いてあったんだ」と発見があるはずです。
このときに最初に説明したインデックスを貼ってしまうのもいいですね。
整理整頓をしよう
イラスト教本が多くなってきたらジャンルごと整理して並べ替えましょう。
整理することにより自分がどんな本を多く持っているか把握しやすくなります。
この記事を機に久しぶりに整理したところ似たようなジャンルの本ばかり持っていることに気付きました。
塗りの本ばかり持っていて、背景の本は一冊も持っていなかったのです。
教本はバランスよく買いたいと思っているので「次は背景の本を探してみよう」と考えるようになりました。
▼教本を探すときは、出版社から探してみるのも新しい発見がありますよ!
イラスト教本の活かし方まとめ
以上、自分の試している教本の活かし方を紹介しました。
- ふせんインデックスを貼る
- どんどん書き込む
- 学んだことはノートにまとめる
- 専用のブックスタンドを利用する
- 本の内容を見直すようにする
- 整理整頓をする
せっかく購入したイラスト教本をばっちり生かせるように、できるところから取り組んでみてくださいね!