- イラストを集中して描くことが出来ない
- 描いているうちに集中力が続かず、気が散ってしまう
こんな悩みはありませんか?
何時間も集中して、一気に絵が描けたらいいですが、そのような集中力を発揮できるのはまれです。
「人間には集中力がない」という前提に立って、対策を立てる必要があるんです。
この記事では、集中力のない私が集中に関する本を読んで、特に効果的だと感じた方法をまとめました。
上手く集中力を操り、イラストを完成させるためのヒントが分かりますので、最後まで読んでいってくださいね!
▼この記事で分かること
- 絵を集中して描くためのテクニック
- 集中のための環境の作り方・便利ツール
- 最後まで手を抜かずにイラストを完成させるコツ
イラストに集中する為「ポモドーロテクニック」を使う
まず、一度試してほしいのは「ポモドーロテクニック」です。
短時間の集中(25分)と休憩(5分)を繰り返すこと
集中力の高い人は「短時間の集中を繰り返している」と複数の本で書かれていました。
一説では、人間が1つのことに集中できるのは最大30分とも。
ポモドーロテクニックは25分という短時間の集中を繰り返す方法なので、理にかなっています。
また、ポモドーロテクニックのメリットは
「時間が決まっているので迷いを減らす」ことが出来る点です。
「そろそろ休もうかな」「ここ塗ってからにしようかな」という迷いが、時間で区切ることで考えずにすみます。
集中できないならば環境を整える
集中力を保つためには環境が大事。
ここでは集中を保つための環境の作り方についてまとめました。
不要なものをしまう
自分の身の周りから、気が散るもの、誘惑の元になるものを遠ざけましょう。
イラストを描いている途中、スマホが気になったり、漫画の続きを読みたくなったり・・・
集中力を妨げるものは、まとめて箱にしまったり、別室に置くようにしましょう。
「自分を操る超集中力」では、このような箱を「とりあえずBOX」と呼んでいます。
集中したいときは、スマホを箱にしまうのが儀式となり、集中のスイッチにもなります。
パソコンでイラストを描いている場合は、パソコンの周りもできるだけ片付けましょう。
音を工夫する
集中したいときに「無音」にしている人は多いのではないでしょうか。
ですが、無音はかえって集中しにくい場合もあります。
なぜなら、自然の中に完全な無音は存在しないから。
(参考:マンガでわかる! 気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術)
そこで集中に役立つのが「自然音アプリ」です。
私は特に集中したいとき、このような自然音アプリを活用しています。
- 雨の音色
- Night Sound
- Sleep Orbit
自然音アプリは、Air Pods Pro のようなノイズキャンセリングイヤホンと合わせて使うことで効果が倍増します。
ノイズキャンセリングイヤホンを使えば、外部の音に邪魔されずに音を聞くことができます。
Air Pods Proは少し高い買い物でしたが、集中力を保つために買ってよかったです!
家でも外でも集中できる環境を作ることが出来るようになりました。
You tubeにも、自然音のポモドーロタイマーがあるので、自然音を試しに聞いてみてくださいね。
「もう出来た」と考えないようにする
脳には「もう終わった」と考えると、思考力が落ちるという性質があります。
(参考:脳に悪い7つの習慣)
イラストが完成に近づき、「もう出来た」と考えてしまうと思考力が落ち、集中力が途切れてしまうのです・・。
色を塗った後の加工や仕上げ作業はイラストの完成度を大きく左右します。
そこで、最後まで集中して取り組めるように、イラスト完成段階までのチェックリストを作成しました。
一つ一つチェックすることで、作業の忘れをなくし、集中力を途切れないようにするのが目的です。
これで以前よりも最後まで集中力を保てるようになりました。
★イラストを描く集中力を保つポイント
- 「もう描けた」は集中力を低下させてしまう
- もう少しで完成でも「ここからが本番だ」と考えると脳の働きを維持できる
イラストを集中して描くためのコツまとめ
イラストを集中して描くための方法を紹介してきました。
ここで説明したこととが、誰にでも合うわけではないと思っています。
大事なのは「自分が集中できる方法を見つける」こと。
色々試してみて、自分が集中できたシチュエーションをメモしておくと次に生かせます。
- どんな環境で集中できたか
- どれだけの時間集中できたか
- どんな作業が捗ったか
自分に合った集中方法を見つけて、イラスト制作に集中して取り組みましょう!
▼記事内で参考にした本