アイデア

イラストを描くために必要な「想像力」を鍛えるたった3つの方法【センスも磨こう】

想像力の鍛え方
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ミサキ
ミサキ
イラストを描くための想像力を鍛えるには何をしたらいいんだろう?

イラストを描くには「想像力」「センス」が必要ですが、これらの鍛え方って分かりにくいですよね。

そんなときに読んで欲しいのが「模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書」です。

創造(想像)力の鍛え方を初心者にも分かりやすく順序立てて解説している本です。

今回は「模倣と創造」を参考に、イラストを描く上で重要だと感じたことを3つ紹介しています。

この記事を読めば、イラストを描く際に必要な想像力とセンスの鍛え方が分かりますので、最後までお付き合いください!

「模倣と創造」ってどんな本?

「模倣と想像」では、筆者が学んできた創造の学び方を3段階に分けて解説しています。

1段階目 模倣-まねる

2段階目 想像-えがく

3段階目 創造-つくる

この3段階は「創造の守破離」とも呼ばれます。

章のはじめに創造性を学ぶヒントを解説するマンガがあり、これに目を通すだけでも想像力が鍛えられます。

「13歳から」というタイトルが付いているように文章も分かりやすいので、普段読書をしない方でも読みやすい内容です。

当たり前のようでいて、読んでみて目から鱗が落ちる情報が詰まっている本でした。

センスを鍛えるには自分の「好き」を感じること

サトル
サトル
自分のセンスに自信はある?
ミサキ
ミサキ
うーん・・センスに自信はないし、磨き方も分からないなあ・・・

「センス」ってどう磨いたらいいのかイマイチ分からないですよね。

本書の中では、センスの磨き方についてあるエピソードが紹介されています。

筆者がマーケティングの仕事をする中で、いくつかの候補の中から一番良いCMを選ばなければなりませんでした。

しかし、筆者はセンスに自信がなかったので上司に相談をします。

すると上司は

「リラックスして、自分の好きなものを選べばいいんだよ」

というアドバイスを送ります。

センス(sense)とは「感じる」ということ。

つまり、日常のあらゆる瞬間の自分が何を感じているかに焦点を当てているのです。センスを磨くためには、とにかく「いいなあ……(余韻)」と思う時間を増やすことです。これが「感性のセンサー」を働かせるということです。

(引用元:引用元:模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書/佐宗 邦威著/PHP研究所/p47)

私はこのエピソードを読んで「いいなあ・・」と思う時間を増やすために、好きなものを集めてみることにしました。

【好きなものを集めた手順】

  1. 好きなものをあげる
  2. さらに、なぜ好きかも考えてみる

▼好きなものは以下のnoteにまとめてみました。

自分の「好き」が分かったことにより、イラストのネタ探しや、次に紹介する想像力の鍛え方の場面でも役に立つ材料になりました。

サトル
サトル
普段から自分の「好き」や「心地よい」を集めてみてね

イラスト制作にも役立つ想像力を鍛える方法

ミサキ
ミサキ
「想像力」を鍛えるには何をしたらいいんだろう?
サトル
サトル
想像力のトレーニングをやってみよう

本書で紹介されている、手軽に出来る想像力を鍛える方法を紹介します。

①「目をつむって自分がワクワクするシーンを妄想する」

②「それを物語として言葉で書いたり、スケッチで描いたりして、実際に表現してみる」

③「表現したものを、自宅で見えるところに貼っておく」

(引用元:模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書/佐宗 邦威著/PHP研究所/p84)

寝る前の10分間に、スマホを手放してやってみましょう。

「どこにでも行けるとしたらどこへ行きたい?」

などのワクワクするシーンを思い浮かべるのがポイント。

シーンがイメージできたらスケッチブックに10分程度で落書きをします。

描いた妄想のスケッチは、自分にしか見えないところに貼っておきます。

▼実際にスケッチをやってみました。

想像力スケッチ

・虹のきれいなところに行きたい
・虹まで登れる階段があったらいい

をテーマにスケッチしてみました。

想像力を鍛える方法として、取り組んでみてくださいね。

創造(想像)のためには自分を主語にしよう

ノートとアイデア

創造するために必要なこと、それは「自分」を主語にすることです。

日本人は、ほかの人のことを気にするコミュニケーションが得意なので、自分を後回しにしがち。

さらに近年はスマホやSNSの普及により、すきま時間が以前よりもなくなりました。

『ネット・バカ』(ニコラス・G・カー、青土社) という本では、「スマホ」は過度な情報刺激に依存するように、脳の回路を変えてしまうツールだといいます。たしかに僕らは、 放っておくと、常に他人が発信する情報によって、自分が主語の時間をなくしてしまいやすい。

(引用元:模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書/佐宗 邦威著/PHP研究所/p71)

SNSによる「いいね」の数も、自分ではなく他人が主語になっているものです。

イラストが完成した際に、まず気にするべきなのは他人の評価ではなく「自分」が納得する絵が描けたかどうかではないでしょうか。

▼イラストとSNSの悩みについて書いた記事
【お絵描きとSNSの悩み】ピクシブやツイッターに疲れたときの対処法

筆者は、自分が主語の時間を過ごすためにあえて「余白」を作ることを勧めています。

  • スケッチブックとペンを持って一人でカフェにこもる
  • 最近気になった出来事や言葉をメモする

自分は昼休み、週に2回程度はスマホを見るのを控えて余白時間を作り、ブログやイラストのネタを書き留めるようにしています。

めまぐるしい情報から離れることで、浮かぶアイデアもあります。

皆さんも自分を主語にするために、余白時間を作ることを意識してみてくださいね。

「模倣と創造」で学ぶ想像力の鍛え方:まとめ

「模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書」を参考に想像力とセンスの鍛え方を解説しましたが、いかがでしたか?

  1. センスを鍛えるために自分の「好き」を感じる
  2. 想像力を鍛える方法を試してみる
  3. 創造(想像)のためには自分を主語にする

アマゾンのレビューも高く、創作活動をする全ての人に読んで欲しい内容です。

想像力をもっと身に付けたい方は、ぜひ読んでみてくださいね!

▼イラストのアイデア出しに役立つ記事はこちら

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