どちらのサイズにもメリット・デメリットがあり、高額な買い物なので迷いますよね。
私は最終的に12.9インチ(wi-fiモデル/128GB/第5世代)を購入しました。
この記事ではiPadPro購入までに考えたことと、一番気になっていたサイズについて解説をします。
・iPad Pro 12.9インチのメリット
・iPad Pro 12.9インチのサイズ比較
・お絵描きに必要なiPad用ケース・ペーパーライクフィルム
お絵かき用にiPad Proの購入を考えている方の参考になると思いますので、最後までお付き合いください!
お絵かき用にiPad Pro 12.9インチを選んだ理由
iPad Proの購入を検討するにあたり、11インチと12.9インチどちらにするかずっと迷っていました。
「イラスト用ならサイズの大きいiPad Pro 12.9インチがおすすめ」という意見が多い印象でした。
しかし私はiPad mini(7.9インチ)を長年利用しており、コンパクトなサイズのタブレットの良さを知っていたので11インチも捨てがたいと思ったのです。
▼スペック比較
種類 | iPad Pro12.9インチ | iPad Pro11インチ |
高さ | 28.06cm | 24.76cm |
幅 | 21.49cm | 17.85cm |
厚み | 6.4mm | 5.9mm |
重さ | 682g(wi-fiモデル) | 466g(wi-fiモデル) |
※対応アップルペンシルはどちらも第2世代
リサーチしたところ、iPad Pro 12.9インチのメリット・デメリットには以下のような点が上げられていました。
- 画面が大きいので、クリエイティブな作業がはかどる
- スプリットビュー(アプリで画面を分割)が使いやすい
- 手で持ったときに操作しにくい
- サイズが大きいので持ち運びにくい
12.9インチを選んだのは、自分が想定する使い方ではデメリットがあまり気にならないと判断したからです。
▼想定している使い方
- 頻繁に外へ持ち歩くことは考えていない
- 自宅でお絵かき用メインで使う
このような理由から12.9インチを選択してよかったです。
12.9インチは画面が大きいので、スプリットビューで動画とお絵描きアプリを同時に表示してジェスチャードローイングがやりやすいです。
※動画はジェスドロパーティー、アプリはProcreateを開いています。
ジェスチャードローイング(短時間のクロッキー)でイラストの習慣化に成功したので、iPadでも行なっていきたいです。
iPad Pro12.9インチのサイズ比較
A4・B5用紙とサイズ比較
購入する際に気になっていたのが本体のサイズです。
A4やB5用紙と比較すると、どれくらいのサイズか比較してみました。
▼A4・B5コピー用紙と比較した場合
▼A4用紙を上にのせた場合
縦サイズはA4サイズの方が大きい。
横サイズは12.9インチiPadProの方がわずかに大きい。
▼B5用紙を上にのせた場合
B5サイズ用紙は画面に収まるくらいのサイズです。
お絵描きアプリのツール配置を考慮すると、実際に描画できる範囲はB5サイズに近いといえるでしょう。(procreateなどツールが占める範囲が狭いアプリの場合。次の見出しで解説します)
▼スプリットビューでアプリ(アイビスペイント)を2分割にした場合
スプリットビューで画面を半分にすると、画面はA5サイズより少し小さい位のサイズになります。(定規で測った目安サイズ 縦:19.7cm 横:13cm)
iPadでお絵描きアプリを使う際の、画面のサイズの注意点
iPadでイラストを描く際のサイズについて、注意しなければいけない点があります。
それは、お絵描きアプリで「実際に描画できる範囲」について。
iPadの画面全体が描画できる範囲にはならず、アプリのツール分、描画できる範囲は狭くなることに注意しましょう。
例えば、Procreate(プロクリエイト)というアプリでは、赤で囲った部分がツールとなります。
赤で囲ったツールを除いた範囲がイラストを描くことの出来る範囲(キャンバス)となります。
描画できる範囲はアプリによって異なるので、利用したいアプリのツールの配置やサイズを考慮しましょう。
他のお絵描きアプリでの描画範囲(初期設定)を簡単に紹介します。
▼アイビスペイント(有料でDL)
▼メディバンペイント(無料でDL)
メディバンペイントは無料の場合、広告が入ります。
自分の使いたいアプリのツールと描画範囲をチェックしてくださいね。
お絵描きに必要なペーパーライクフィルムとiPad用ケース
iPadPro12.9インチで絵を描くために購入したペーパーライクフィルムとケースを紹介します。
iPadで絵を描くのに適したペーパーライクフィルム
iPadの画面にペーパーライクフィルムを貼ると、紙に近い描き味になります。
選んだフィルムは、ベルモンドのケント紙タイプです。
複数のレビューサイトで上位にランクインしていたことと、貼り付けに失敗した際に1回まで交換可能な点がメリット。
ケント紙に近い描き味で、描きやすく満足しています!
▼より詳しいベルモンドのペーパーライクフィルムのレビューはこちらで紹介しています
iPadでイラストを描く際におすすめのiPadのケース
ケースはESRのケーススタンドを選びました。
- 9段階の角度調整が可能な点
- 絵を描く人による、「使いやすい」というレビューがあったため
家の中の持ち運びとお絵かき用にぴったりで、気に入っています。
▼ESRのケースは以下の記事でより詳しくレビューしています
おまけ:iPad Proで使っているキーボード
iPadで文章を打ちたいときには、ワイヤレスキーボードがあると便利です。
購入したキーボードはEwin 「スタンド付き」 bluetooth キーボードです。
日本語配列に対応しており、ブログの下書きなどに活躍中です。
お絵かき用iPad Pro12.9インチ購入時のまとめ
iPad Pro12.9インチを選んだ理由と画面サイズ、付属品についてまとめました。
【購入金額の目安】
※注意:2022年1月に購入した際の金額です
- iPad Pro12.9インチ本体(128GB):129,800円(定価の場合)
- Apple Pencil 第2世代:15,950円(定価の場合)
- ペーパーライクフィルム: 1,680 円(購入時の金額)
- iPad Proケース 2,999円(購入時の金額)
合計:150,429円
iPad Proはとても高価な買い物でしたが、それだけの価値があるツールです。
もっと早く購入すればよかったと思っています。
気になっている方はサイズ選びなど、購入の際の参考にしてくださいね。